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　デルは2月5日、同社の情報セキュリティ・サービスである「Dell SecureWorks」を日本でも提供開始すると発表した。同サービスは、すでに世界71カ国以上で提供されているが、アジア太平洋地域では日本が初めてとなる。
　Dell SecureWorksは、デルが2011年に買収したSecureWorksのサービスを基盤とし、「セキュリティ＆リスクコンサルティング（SRC）」「マネージド・セキュリティ」「セキュリティ上の脅威解析」の3サービスを柱としている。
　説明に登壇したデル執行役員ソリューション・サービス・デリバリー統括本部長を務める諸原裕二氏は、「グローバルでのセキュリティのトレンドを見ると、マルウェアや標的型攻撃、DoS/DDoS攻撃、国家間のサイバー攻撃などがある。こうした脅威は日本でも顕著化しており、セキュリティ・サービスに対するニーズは高い」と、同サービスの必要性を強調した。
　SRCはインシデント対応＆原因調査、重要インフラの保護をはじめ、戦略的な研修サービス、顧客環境のテスト＆アセスメント、コンプライアンス＆証明、ポリシー開発＆ガバナンスなどを行う。
　マネージド・セキュリティは、同社独自の監視技術やグローバル規模の脅威情報（インテリジェンス）に基づき、セキュリティ管理技術認定資格を持つセキュリティ専門家が、予防、検出、脅威にかんし、顧客のセキュリティ部門を支援するサービスである。
（Computerworld.jp）